いつも使っている蛇口を捻ったら、急に水漏れが・・・なんて事になれば困ってしまいますよね。
「業者を呼ぶ?」「自分でできる対処方法は?」など、いろいろな考えが出てくる事でしょう。
そんな時こそ焦らず、落ち着いて対処できるよう、今回は蛇口からの水漏れ対策についてご紹介します。
目次
【蛇口から水漏れが起きる原因は?】
水漏れは、生活しているうえで思ってもいない時に起きたり、忘れた頃に突然起こります。
新築のお住まいですぐに水漏れが起こる事はほぼありません。
施工会社ではなく、自分で取り付ける洗濯機のホースなどであれば取り付けに問題があるかもしれませんが、プロが工事をしたものであれば設置について問題が起きる事は少ないです。
では、どうして蛇口から水漏れが起きるかというと、その原因のほとんどは部品の経年劣化にあります。
水漏れが起きる目安は、施工が行われてから約10年です。
施工から10年程経つと、蛇口の中のパッキンなどの部品が消耗し、水漏れが起こりやすくなります。
【まずは止水栓を締める】
水漏れが起きたら、必ず最初に止水栓を締めましょう。
これはどの水漏れの修理においても言える事です。
止水栓はキッチンの場合、シンクの下にあります。
手で締められるタイプか、マイナスドライバーを使うタイプに分かれます。
ご自宅の止水栓の形状を確認し、止水栓を締め、被害が広がらないよう抑えてください。
なお、止水栓が見つからない場合は、家の元栓を締めましょう。
家の元栓は水道メーターのある場所、集合住宅の場合は玄関を出てすぐの壁にあります。
※家の元栓を締めると家全体の水が止まります。
集合住宅の場合は別の部屋の元栓を締めてしまわないようご注意ください。
【賃貸の場合は管理会社に連絡を!】
賃貸の集合住宅の場合は、止水栓を締め、雑巾などを敷いて応急処置をしたら管理会社に連絡しましょう。
下手に触ると費用を負担する事になりかねません。
まずは水漏れを止める事を最優先し、被害が拡大しないよう対処してから管理会社へ連絡し、指示を仰いでください。
【ご自宅の蛇口はどちらのタイプ?】
蛇口の種類は細かく分けると多岐に渡りますが、大きく分けると2種類しかありません。
その2種類とは、「シングルレバー混合水栓」と「ハンドル混合水栓」です。
左の写真がシングルレバー混合水栓、右の写真がハンドル混合水栓です。
どちらの蛇口かで対処法が異なるので確認しておきましょう。
【ハンドル混合水栓の対処法】
ハンドルタイプの場合はプラスドライバー・マイナスドライバーと、モンキーレンチやプライヤーなどの工具があれば修理はそれほど難しくありません。
状況ごとの対処法をご紹介します。
①ハンドル根元から水漏れ
ハンドルの中の三角パッキンが劣化している可能性が高いです。
パッキン・ワッシャーを交換しましょう。
②吐水口から水漏れ
蛇口の中のケレップという部品が原因である可能性が高いです。
ケレップのパッキンのみが劣化している場合はパッキン部分のみ交換しましょう。
③水を出した時、パイプの根元から水漏れ
パイプの根元の中にあるパッキンとリングが劣化している可能性が高いです。
両方とも交換するのがいいでしょう。
④蛇口と偏心管の接続部分から水漏れ
偏心管パッキンが劣化している事が考えられます。
パッキン、ワッシャーを両方交換するのがいいでしょう。
⑤偏心管と接続部分から水漏れ
接続部分に使われているシールテープが劣化している可能性が高いです。
壁から取り外し、新しいシールテープを巻き直します。
【シングルレバー混合水栓の対処法】
シングルレバータイプの場合カートリッジの経年劣化が原因で水漏れが起きているケースが多いです。
ホームセンターでパーツを交換し、ご自身で交換できる場合もありますが、古いカートリッジが固着してしまい、外せない場合があります。
力任せに外そうとして失敗すると大惨事になってしまう事があるので、無理せず業者に依頼しましょう。
【自分での修理が難しいケースとは】
上記にあげたように、シングルレバーの場合や、シャワー内蔵タイプの水栓、サーモスタッドの混合水栓は修理の難易度が高いので、水道修理業者に依頼した方がいいでしょう。
また、築年数が経過していると給水管が劣化している可能性があります。
蛇口を修理しようとしたら給水管を傷めてしまった、となれば大変なので、この場合もプロに任せた方が安心です。
いかがでしたでしょうか。
生活をしていると、水漏れというトラブルは意外と起こり得る事です。
当社では水漏れ修理の作業費は6,000円から承っています。
蛇口をしっかり締めても水が止まらない、自分で直すのは難しいという事があれば、無料出張・お見積りをご依頼ください。
なお、お客さまにて部品をご用意いただいた場合は作業費のみで対応いたします。
私たち水漏れのプロにお任せいただき、安心してお過ごしいただければと思います。
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