インターネットや電話帳を見ると、沢山の水道修理業者が掲載されています。
「どの修理業者も一緒」と思って適当に依頼してしまうのは危険です。
残念な事に、必要以上に費用を請求する悪徳業者が存在します。
特に水漏れが止まらないなど、パニックに陥りやすい状況ほど落ち着いて信頼できる水道修理業者を選びましょう。
とはいえ、安心して任せられる業者というのはどんな特徴があるのでしょうか。
今回は、高額請求にあわない為に、水道修理業者の選び方のポイントについて詳しくご紹介します。
目次
【水道修理業者の選び方のポイント】
その1.料金
・修理する工事の内容に見合っているか。
※依頼前にいくつかの業者に問い合わせ、相見積もりを取る事で費用を比べる事ができます。
・大々的な広告を打っている業者は宣伝費がかかっていて工事料金が高い場合がある。
・トータルの料金だけでなく、内訳を案内してくれる業者の方が信頼できる。
その2.修理実績
・創業年数が古い業者は信頼度が高い。
※ほとんどの業者がホームページに創業年数を記載しています。
・頻繁にホームページを更新している。
工事の様子や新着情報を最近まで更新している業者はブランクが無い可能性が高い。
・顔が見える業者は自身の証。
※優良業者ほど顔写真をホームページに掲載していると言えます。
それは自分の仕事に自信を持っているからです。
その3.対応マナー
・電話での対応、訪問時の対応、挨拶がきちんとしているか。
※対応が悪かったり、相性が悪いと思えば断った方がいいでしょう。
後々になって納得のいかない工事をされたり、不明な点を質問しにくくなってしまいます。
・作業前に必要な作業と料金を前もって提示してくれるか。
※何も言わずに作業を始めたらストップしてもらい、まずは説明をしてもらいましょう。
勝手に工事をされて高額な費用を請求される場合があります。
その4.対応エリア
・地域密着店だと、何かあった時にスピーディな対応ができる
これらのポイントをしっかりとクリアしている水道修理業者を選ぶ事で、トラブルに巻き込まれる可能性を下げる事ができます。
【無料出張見積りを利用しましょう】
当社もそうですが、無料出張見積りのサービスは利用した方がよいでしょう。
自分では「ここが悪くなっている」と思っても、実際に業者が見てみると他の部分が原因である事はよくあります。
学校やテレビで水道関係について学ぶ機会は少ないので、勘違いしたり知らない事が多いのは当然の事です。
プロの目で見る事によって、どんな工事が必要か、必要なパーツは何か、具体的にいくらかかるかを提示してもらえます。
「無料出張してもらったから契約しないと悪いな」「早く終わらせたい」「急いだ方がいいと言われた」と、契約してしまってはトラブルの元です。
水漏れをしていても元栓を閉めれば水は止まるので、まずは落ち着いて判断をしましょう。
どう選んでいいか迷った時もいくつかの業者で無料見積りを依頼すると、費用が高いか低いか、対応がいいか悪いかなどが見えてきます。
最低でも2社以上は相見積りを取られる事をオススメします。
【実際にあったトラブル例】
水道修理業者に依頼するという事は、人生にそう何度もある経験ではないでしょう。
では、どんなトラブルが起こり得るのか、実際にあったケースをもとにご紹介します。
・水漏れの修理を頼んだだけなのに、他の部分を工事された
これは特に多いトラブル例です。
トイレやお風呂で水漏れが起き、修理を依頼したところ、便器の交換や配管工事など余計な工事をされたり、一部の交換でいいはずが、全交換になって結果的に高額な費用を請求されたというケースです。
本当にどうしようもない場合には思っていたよりも工事が必要な場合ももちろんあります。
ただ、そのような場合であっても業者が当初の予定よりも大掛かりな工事を提示してきたら、必ず見積書を確認し、即決は避けましょう。
万が一、必要の無い水道工事を契約してしまった場合はクーリング・オフが可能か確認しましょう。
・最初に提示してきた料金が異常に安い
他の水道業者よりも提示してきた料金が安かったので、問題ないだろうと契約したが、その他の追加料金を多く請求してきて結局高額費用がかかったというケースです。
水道工事にかかる費用は基本料金の他、会社から現場までの出張費、作業代、部品を交換した際のパーツ代など、様々な費用がかかります。
基本料金は相場より安くてもこれらの費用を大幅に高くしている業者がいます。
基本料金のみで判断せず、他の費用もあわせてよく確認しましょう。
いかがでしたでしょうか。
水道修理業者選びを失敗すると、数十万の費用を請求される事もあります。
そうなっては泣き寝入りになってしまいますので、トラブルに巻き込まれないよう、慎重な業者選びが重要です。
しっかりと見極め、信頼できる水道修理業者にお願いをしましょう。
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