水道修理ブログ

2021年11月12日
漏水調査は水道メーターと目視!高額な水道料金の支払いを防ぐ方法とは?

 

「水道代が高い!こんなに使った覚えがないのに!」

水道料金の明細を見て、20万円という高額な支払いに驚愕・・というケースは皆さんが思っているよりも多くあります。

中には100万円以上の支払いをする必要があるケースも・・。

使った覚えのない高額な水道代の支払いの原因は「漏水」にあります。
多くは配管や蛇口、パッキンの劣化によって発生。
気づかないうちに漏水が続き、徐々にその規模が多くなっていくのです。

 

そこで今回は、家計を圧迫する可能性がある「漏水」を見つけるにはどうしたらいいのか、漏水を早期に発見する方法はあるのかなど、漏水について詳しくお伝えしていきたいと思います!

漏水が起きた時の事を頭に入れておく事で、迅速な行動がとれるでしょう。
是非その際の参考にしてみて下さいね。

 

水道メーターで漏水調査!止水栓を閉めてパイロットが回っているか確認しよう!

 

水道明細で明らかにいつもの料金との違いを感じた場合は、漏水を疑いましょう。
いち早く漏水箇所を見つけるには、水道メーターを使うのがおすすめです。

水道メーターで漏水が発生しているのかを確かめる為には「パイロット」という部分を確認します。
上の写真でいう赤枠で囲んでいる部分です。

部材の配置が違う水道メーターもありますが、パイロットの形は同じになります。
この写真のものを覚えておけば皆さんのお宅のメーターでも確認が可能です。

 

では、早速次の手順で漏水確認を行いましょう。

1.室内の止水栓を全て閉める

2.水道メーターのパイロットが回っているか見る

基本的にはこの2ステップで確認が終了します。

全ての蛇口を閉めているのにパイロットが回っている場合は、止水栓を閉める事ができる場所以外で漏水が発生しているという事です。
外に設置されている水道など、蛇口がある場所や水道管が配管されている場所を再度確認しましょう。

 

一方、止水栓を全て閉めた事でパイロットの動きが止まった場合は、止水栓を閉めた場所のどこかで漏水があるという事になります。

1.全ての止水栓がしまっている状態から、1箇所ずつ止水栓を開ける

2.水道メーターのパイロットが回っているか見る

3.止水栓を開けてパイロットが回った場所が漏水箇所!

この流れで漏水している場所を見つけることが可能です。
場所を特定したら、その場所に行きどこから漏れているのか確認する作業に移ります。

 

水道が漏水しているのはどこ!?水回り場所別漏水チェック項目!

 

水道メーターでの漏水チェックで漏水場所が特定できた後は、漏水が疑われる場所での調査をしていきます。

全ての場所の共通するのは、蛇口や配管から水が漏れていないかという目視でのチェックです。
具体的なチェック項目は下記の通り。

床や壁に水シミができていないか?

蛇口や配管に水滴はついていないか?

パッキンは劣化していないか?

・水を出した時に不自然なところからポタポタ水が落ちていないか?

いつも気にしないような少しの水滴やポタポタ落ちる水でも、1ヶ月間で計算すると数百円の水道代になります。

その劣化部分が水圧に耐えられなくなり、急に破裂してしまう・・という可能性もありますので、自己判断せずに専門業者に相談してみましょう。

 

漏水場所別チェック項目①トイレ

トイレでの漏水チェックは、下記の項目を確認していきます。

・床から立ち上がっている配管から水が漏れていないか?

・水を流した後に水滴がしたたっていないか?

・水を流した後に、不自然にずっと流れ続けていないか?

床と便器の間から水が溢れていないか?

配管と設備の間に施工されているパッキンの劣化や、配管の接続が緩んだ事での漏水が発生する可能性が高いです。

また、トイレ自体の劣化による水漏れも考えられます。
トイレ自体の故障であれば、購入した際の保証書などを確認してみましょう。

トイレの水漏れの事例はこちら

 

保証期間内であったり、個別にトイレの保証に入っている場合があったりします。
無料で直せる場合もあるので、まずはそちらを確認してから専門業者へ連絡して下さい。

 

漏水場所別チェック項目②キッチン

キッチンでの漏水チェック項目は下記の通りです。

・蛇口の水を出した時に吐出口の他から水が漏れていないか

蛇口とカウンターの隙間から水が漏れていないか(立ち上がり部分)

・キッチンのシンク下にある配管から水が漏れていないか

シンク下に鍋などの道具を置いている場合は、全てそれを避けてから確認しましょう。
また、鍋などを置いている事で洗った後の水気がそのままシンク下に滞在している可能性もあります。

 

一度シンクの下を拭き、水気をリセットしてから蛇口を回して、水滴が落ちてこないかを確認していきましょう。
トイレ同様、保証の適用が可能な故障が原因であるのならば、保証期間を確認してメーカー等に連絡する事もできます。

何が原因なのかは、専門業者に相談して確かめてみて下さいね。

 

漏水場所別チェック項目③お風呂

お風呂での漏水チェックは下記の項目になります。

水栓の配管から水漏れはしていないか(壁設置の場合、設置面など)

・シャワーを止めているのに、水が不自然にしたたってこないか

シャワーホースから水が漏れていないか

水回りの中でも湿気が多く、水滴がポタポタ落ちていても気にならない事が多いお風呂。
他の場所と比較して漏水に気づきにくい場所でもあります。

 

漏水調査を行う際は、よく換気をして乾燥した状態で行うのがおすすめです。
シャワーヘッドや水栓の故障による場合は他の水回り設備同様、保証書を確認してメーカーに連絡しましょう。

 

漏水チェックは必須!高額な支払いを避ける為には明細の異変に気づくのが大事!?

水道メーターや目視での漏水チェックは、そもそも「漏水しているのかも?」という気づきがなければ行動に移すことすらできません。

日常生活での水回りのチェックはとても重要です。
そして、それと合わせて大切なのが水道料金の明細になります。

漏水をしている事で、いつもの料金よりも数百円の差が発生し始めるでしょう。
その差に気づくには「毎月の水道料金の平均金額を把握しておく事」が大切です。

 

また、1年の間の平均だけではなく、何年かに渡って季節ごとの平均金額を把握しておく事をおすすめします。
夏であれば、汗をかいたりして洗濯物が多くなりますよね。
冬なら、雪に濡れて着替える回数が増えるかもしれません。

そんな季節の水道代の変化を自分で記録しておく事で、数十万円という驚愕な水道代の支払いから逃れることができます。

光熱費の把握は、家計にとっても大事なものなのでその意味でも習慣づけておくとよいかもしれませんね。

 

高度な漏水調査や修理は水道の指定工事業者に依頼しよう

 

水道メーターや目視によって、漏水調査は可能です。
しかし、どうしても詳しい箇所やどこまで影響を受けているのかなどの正確な判断は素人では難しいもの。

「漏水をしている」と思ったら、まずは指定工事業者に登録されている水道業者に相談してみましょう。
専門の業者であれば、漏水箇所を特定する特殊な機械を持っています。
また、長年の技術や知識をもっているので自分で調査するよりも早く特定ができるでしょう。

また、そのまま修理に移っていけるので「このまま漏水が進んだらどうしよう」という不安をもって暮らさなくても済みます。

高額な支払いも防げるので、まずは「漏水はまずプロに相談」を頭においておきましょう!

【地元の水道修理屋さん】の水漏れの施工事例はコチラ

 

今回は水道メーターや目視での漏水チェックの方法や項目を詳しくお伝えしてきました。

「自分のチェックでは不安!」という人は、是非弊社にご相談下さいね。

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-Ku-

 

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