「蛇口に青緑の汚れがついている!」
「ティッシュで拭いても取れない・・」
蛇口を使う度に、謎の青緑の汚れを眺めてはモヤモヤした気持ちになっている人はいませんか?
その青緑の汚れは、人体に害はないですが、放置すれば蛇口の劣化を早めてしまうかもしれない「青サビ」です・・。
そこで今回は、年末や週末に大掃除を計画しているみなさんの為に、蛇口についた青緑の汚れを綺麗に取る方法をお伝えしていきたいと思います!
是非今回ご紹介した内容を参考にして、ピカピカの蛇口を手に入れて下さいね♪
目次
蛇口についている青緑の正体は”配管の銅”!?
皆さんのお宅の蛇口に、写真のような青緑の汚れはついていませんか?
青緑というだけで、なんだか怪しい感じがしますよね・・。
この青緑の汚れの正体は「緑青(読み:ろくしょう)」というサビで、銅が酸化してできるものです。
「え、銅なんてどこから出ているの!?」と思った人も多いでしょう。
水道の配管には銅パイプが使われています。
そこから銅が流れ出し、酸素に触れる事でカビとなって蛇口にこびりついているのです。
毒性はないとされているものの、サビはサビ。
蛇口についているだけで、なんだか一気に劣化してしまったような見た目になってしまいますよね。
「綺麗に掃除したいけど、どうすれば・・」そう悩んでしまっている人の為に、次項からは緑青である青サビの綺麗に仕方についてお伝えしたいきたいと思います。
蛇口の青サビは綺麗にできる!歯磨き粉と重曹が効果的?
青サビ自体に毒性はありません。
しかし、青サビがついていると見た目が悪い上に、青サビ部分が広がってしまうと水流を塞いでしまうなどして使い勝手に影響してきます。
また、汚れがひどくなれば蛇口自体の劣化を招き、破損してしまうかもしれません。
そして、ダメージは気持ちの面でも・・。
「なんだか、青サビで手を洗っているようで不快」と感じてしまう人もいるでしょう。
蛇口回りの青サビでの不快な思いや故障を防ぐには「掃除」がとても大切です。
掃除に使うものは下記の通りになります。
①歯ブラシ・メラミンスポンジ ②重曹 ③クエン酸 ④青サビ専用洗剤 |
いつも自宅にある歯ブラシや掃除で使用する事が多い重曹などを活用して綺麗にする事が可能です。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
青サビの取り方①歯ブラシ・メラミンスポンジ
使わなくなった歯ブラシに、歯磨き粉をつけて蛇口を磨きましょう。
ここで注意したいのは「研磨剤」が含まれている歯磨き粉を使う事です。
あえて研磨剤を含んでいない歯磨き粉を使用している人も多くなってきましたが、青サビの掃除をする際には研磨剤はとても大事な成分になります。
「わざわざ青サビの為に研磨剤入りの歯磨き粉を買うのは嫌!」という人は、メラミンスポンジを使って磨いていきましょう。
メラミンスポンジ自体に研磨の機能が備わっているので、研磨剤を使う必要はありません。
また、どちらの方法で磨くにしても「強く擦りすぎない事」が大切です。
蛇口の表面を傷つけてしまうと、その傷口からまたカビなどが発生し、腐ってしまうなどの蛇口の劣化に繋がってしまう可能性があります。
綺麗にしようとして逆に劣化を早めてしまったのでは本末転倒。
「優しく」を心がけながら磨き、終わったら乾いた布などで綺麗に拭き上げましょう。
青サビの取り方②重曹
青サビを落とすには、重曹が効果的です。
次のような手順で進めていきましょう。
①重曹と水を「2:1」の割合で混ぜる |
②歯ブラシに重曹ペーストをつけて、蛇口を優しく擦る |
③湿らせた布などで綺麗に拭き取る |
④乾いた布でしっかり水気を取る |
重曹は水と混ぜるだけで簡単に使う事ができる万能な掃除道具の1つです。
蛇口と永遠の付き合いである「水垢」も、上記の手順で綺麗にする事ができます!
また、口に入れても安全なものなのでキッチンの掃除に使う事も可能。
1つ買っておけば、水回りの汚れをまとめて綺麗にできるので、青サビ掃除を機会に購入してみてはいかがでしょうか♪
青サビの取り方③クエン酸
青サビの掃除には「クエン酸」を使う事も有効です。
下記の手順で掃除を始めましょう。
①お湯にクエン酸を入れる |
②キッチンペーパーにクエン酸を入れたお湯をつけ、青サビ部分にかぶせ、1時間程放置する |
③1時間後、歯ブラシかメラミンスポンジで優しく擦る |
④湿らせた布でクエン酸と取れた青サビを拭き取る |
⑤乾いた布でしっかり水気を拭き取る |
クエン酸を入れる量と放置する時間は、青サビの状況やレベルによって変える必要があります。
1時間を目安にしてはいますが、明らかに汚れがひどいという場合は30分延長して放置してみるなどの工夫が必要です。
また、クエン酸を使う場合はしっかりクエン酸を蛇口から拭き取る事がとても大切な作業になります。
酸が蛇口に残ってしまっていると、そこからまたカビが発生してしまうからです。
せっかく綺麗に仕上げたのに、すぐカビがついてしまったらショックですよね・・。
青サビを取る過程も大事ですが、その後の拭き取りまでがとても大事な作業。
気を抜かずに丁寧に作業していきましょう。
青サビの取り方④青サビ専用洗剤
青サビには、青サビ専用の洗剤が販売されています。
重曹やクエン酸よりもサビを取る事に特化しているものなので、短時間で簡単に青サビを取る事ができるでしょう。
しかし、サビ取りに特化している分、とても強い薬が使われているので注意が必要です。
特にお子様がいるご家庭では、保存場所に気をつけて保管して下さい。
また、使用する場合もパッケージなどに記載されている「注意事項」をよく読んでから使うようにしましょう。
蛇口の状況や場所によっては、専用洗剤が不向きである事もあります。
「手軽な分、注意する事が多い」と頭に入れておいて下さいね。
セルフでの蛇口の交換・修理は危険!専門業者への依頼がおすすめ!
蛇口はホームセンター等でも市販されているものです。
「青サビがひどくなってしまったから、自分で交換しよう」という人も中にはいるでしょう。
しかし、その際は注意が必要です。
手順や方法を誤ってしまえば、大きな漏水や修繕工事に繋がってしまう可能性もあります。
また、青サビが発生している場所によっては配管そのものが劣化してしまっている事も考えられます。
豊富な知識や経験をもっている専門業者に点検をしてもらえば、大きな修繕が必要となる前のメンテナンスが可能。
長い目で見れば、そのほうがコスパがよいと言えますよね。
蛇口や配管回りは専門的な知識や技術が欲しい部分なので、安心できる専門業者に依頼するようにしましょう。
蛇口の青緑汚れの取り方まとめ
今回は蛇口についてしまう事が多い「青緑の汚れ」についてお伝えしてきました。
内容をまとめると下記の通りになります。
・正体は「緑青(読み:ろくしょう)」という銅が溶けて酸化したサビ ・掃除に必要なのは歯ブラシ、メラミンスポンジ、重曹、クエン酸、青サビ専用洗剤 ・青サビの状況とレベルに応じて道具を使い分ける |
青サビ自体は人体に害はないものの、放置すれば水が流れにくくなってしまったり、蛇口が劣化してしまったりするなどのトラブルが発生します。
日常的にしっかりお手入れをして、綺麗でピカピカな蛇口を維持しましょう♪
しかし「掃除を頑張っていたけど、変なところから水が出てくるようになってしまった・・」などのトラブルは、どうしても起きてしまうものです。
その際は、お気軽に弊社にご相談ください!
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是非お気軽にご連絡下さいね♪
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-Ku-