皆さんの家の外には「外水道(立水栓・散水栓)」がありますか?
・庭や畑の植物・野菜に水をあげるため
・洗車をするため
・玄関のタイルを掃除するため
このような場合に外水道が設置されることが多いです。
しかし、室内の水栓と同様に「水漏れが起こるもの」という認識がされていない場合が多くあります。
そのため、水道料金が徐々に上がっていても原因が外水道(立水栓・散水栓)にあることを見つけられないようです。
「こんなに水道を使った覚えはないのに!」と損ばかりして、モヤモヤが止まらないでしょう・・。
そこで今回は皆さんが気づきにくい外水道(立水栓・散水栓)の水漏れについて解説していきたいと思います。
結論から言えば「配管トラブルや状態が悪化する恐れがあるため業者に修理を依頼するのがおすすめ」です。
水漏れが起きる原因についてもお伝えしていきますので、日常的には自分で点検できる部分は行い、明確な原因特定と修理の方は業者に依頼しましょう。
目次
立水栓・散水栓の水漏れ修理は専門業者に依頼がおすすめ!
外に設置されている立水栓や散水栓の水漏れの修理は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
その理由は下記の通りです。
・失敗すると噴水のように水が吹き出してしまう ・配管修理は専門業者ではないと行えない ・どこまで影響が出ているの判断できる |
給水に関わる部分の修理となるので、一歩間違うと「噴水のように」水が吹き出してしまうようなトラブルが発生してしまいます。
立水栓や散水栓の部品の構成や水が出る仕組みが、しっかり頭に入っていないと作業はとても難しいです。
特に、散水栓は地面の深い部分を通っている給水管にネジ状に固定されているもので、給水管と配管の接続部分をひねることで簡単に外れてしまうものです。
そのことを知らずに、部品を交換しようとして安易に外してしまうと、そこから水が吹き出して、止まらない状況になってしまうでしょう。
給水は「水道料金」を支払って使っているものなので、もちろんその分の水道料金も支払う必要があります。
安く済ませようと自分で修理をしようとして、高額な水道料金を支払うはめになるのは嫌ですよね・・。
また、水漏れの根本的な原因がどこにあるのかを判断するのは、やはりプロでなくてはいけません。
「本当の原因」に気づかないまま、水漏れが続いていると、水道料金は高いままです。
自分のお財布事情にも関わってくる部分なので、早めに専門業者に調査と修理を依頼するのがよいでしょう。
自分の家に設置されているのは立水栓?散水栓?
さて、これから立水栓や散水栓の水漏れの原因について解説していきますが、その前に、立水栓と散水栓の違いについて簡単に触れていきたいと思います。
庭などに設置される水栓は、立水栓と散水栓の2種類に分けられています。
皆さんの家に設置されているのはどちらでしょうか?
外水道の中には、住宅の外側の壁に取り付けてある「壁水栓」というものがありますが、こちらは水漏れが起きた際、室内に影響が出るものであるため、今回は省いています!
【立水栓】柱と蛇口がセット
角や丸型の柱に蛇口がセットで設置されているタイプが「立水栓」です。
水を受ける「受け皿」がついているものも多くあり、バリエーションも豊富。
レンガ調のものから、木目のものまでお洒落で機能的なものが用意されているのが特徴です。
また、ホースを使わなくても蛇口からそのまま水を使うことができるため、手洗いや汚れたものを洗うなどの使い方が可能なのでとても便利です。
【散水栓】地面に埋まっているボックス
地面から出ている立水栓に対して、地面にボックスが埋まっていて、その中に蛇口が設置されているのが「散水栓」です。
そのままの状態で使うことはできないため、ホースを繋いで水を使うというスタイルになります。
庭や畑などはないものの、外で水を使いたくなった際のために設置されることが多いものです。
立水栓の水漏れの原因は3つ!
立水栓から起こる水漏れの原因は下記の4つです。
①パッキンの劣化
②ナットが緩んでいる
③シールテープの劣化
1つずつみていきましょう。
立水栓の水漏れの原因①蛇口のパッキンの劣化
蛇口には下記のようなパッキンがあり、経年劣化を起こすことでその箇所から水漏れが起きます。
立水栓からの水漏れの原因の多くはこの「蛇口のパッキンの劣化」となっているので、水漏れが起きているのならば、パッキンの劣化を疑いましょう。
・Uパッキン(吐水口がある部分のパイプの付け根) ・三角パッキン(レバー・ハンドルの付け根) ・コマパッキン(吐水口からの水漏れ) |
パッキンの劣化が水漏れの原因であるのならば「パッキンの交換」をすることで、水漏れが改善します。
立水栓の水漏れの原因②ナットが緩んでいる
吐水口があるパイプの付け根部分から水漏れが起きている場合、パイプを接続するためにあるナットが緩んでいる可能性があります。
専門業者に依頼して、ナットを調整してもらいましょう。
「ナットなら自分で調整できる!」と挑戦してみる人もいるかもしれませんが、この時注意しなければいけないのが「ナットの締めすぎ」です。
蛇口のナットは、ネジや留め金具のようにギュッと目一杯締めればいいというものではありません。
締めすぎてしまうと、逆に蛇口を壊してしまうことになってしまうので、少しずつ水漏れがしない締め具合を探りながら調整していきましょう。
立水栓の水漏れの原因③シールテープの劣化
立水栓では、柱に蛇口が固定されていますが、その接続部分の隙間を埋め、水が漏れないようにシールテープが巻かれています。
しかし、経年劣化により隙間ができ始めたり、シールテープの巻き方が正しくなかったりすると、劣化部分から水漏れが発生してしまいます。
シールテープの巻き方は簡単そうに見えて、しっかりポイントを抑えなければ、また水漏れが起きてしまうものです。
また、蛇口を無理に外そうとすることで破損することもあるので、業者に作業を依頼する方がよいでしょう。
散水栓の水漏れの原因は3つ!
散水栓からの水漏れの原因は下記の3つです。
①パッキンの劣化
②蛇口の割れや部品の破損
③配管部分の破損
1つずつみていきましょう。
散水栓の水漏れの原因①パッキンの劣化
蛇口の中には、立水栓同様下記のようなパッキンが入っており、それぞれが劣化を起こすことで水漏れが起きます。
・Uパッキン(吐水口がある部分のパイプの付け根) ・三角パッキン(レバー・ハンドルの付け根) ・コマパッキン(吐水口からの水漏れ) |
散水栓の水漏れの中でも圧倒的に多いのが、パッキンの劣化なので、業者に依頼してどのパッキンの劣化なのかを特定してもらい、交換作業を行ってもらいましょう。
散水栓の水漏れの原因②蛇口の割れや部品の破損
凍結や散水栓の上を車が通行したことによる影響で、蛇口が割れてしまったり、中の部品が破損してしまったりすることがあります。
そこから水漏れが発生しているので、蛇口や部品を交換する必要があります。
凍っている状態ではすぐに対処はできませんが、大きな水漏れに繋がる可能性もあるので、早期の対処が必要です。
蛇口や部品の手配も必須になるので、早めに専門業者へ依頼しましょう。
散水栓の水漏れの原因③配管部分の破損
散水栓は、給水管に蛇口を接続して利用するものです。
そのため、直近の配管の破損が水漏れの原因となることがあります。
給水管が破損してしまっている場合は、散水栓付近の地面に水溜りができることがあるので、定期的に地面の状態を点検しておくことで大規模な漏水を防ぐことができるでしょう。
配管修理については、他のパッキンやナットの修理とは違い、専門業者にしかできない作業となるので、早めに調査と修理を依頼するようにしてください。
東京都立川市で立水栓・散水栓から水漏れがある場合は弊社へご相談ください!
今回は立水栓・散水栓の水漏れについて解説してきました。
お伝えしてきた内容は下記の通りです。
専門業者に依頼すべき理由 |
・失敗すると噴水のように水が吹き出してしまう ・配管修理は専門業者ではないと行えない ・どこまで影響が出ているの判断できる |
立水栓の水漏れの原因 |
①パッキンの劣化 ②ナットが緩んでいる ③シールテープの劣化 |
散水栓の水漏れの原因 |
①パッキンの劣化 ②蛇口の割れや部品の破損 ③配管部分の破損 |
水道料金の上がり幅を確認しながら、異常が見られたら業者へ調査と修理を依頼しましょう。
神奈川県川崎市や下記のページ上部に記載の対応エリア内にお住まいであれば、弊社で対応させていただきます!
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また、すでに水漏れが発生しているのであれば、早急にご連絡ください。
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皆さんからのご連絡お待ちしております。
-Ku-