水道修理ブログ

2021年11月18日
エコキュート故障時の対応方法を解説!エラーは大事なサイン?

 

エコキュートのリモコンにエラーが表示されている・・」
「故障した時はどうすればいいんだろう?」
エコキュートは、暮らしの大事な給湯の役割を果たしているので「壊れたらどうしよう」という不安が大きいですよね。

また、近年の冬は年々厳しさを増し、多くの地点で「−20℃に近い気温まで下がった」という話を聞くようになりました。

すると、給湯器の故障は増え「寒い冬に辛い思いをした・・」というケースも多く聞きます。

そこで今回は、エコキュートの故障が発生したらどう対処すればいいのか?自分で予防できる事はあるのかという部分をお伝えしていきます。
ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

エコキュートの故障が発生!対処の手順を解説!

エコキュートが動かない、給湯がうまくいかないなどの不具合が発生した場合は、下記の手順で対処していきましょう。

①エコキュートのメーカー名、エコキュートの品番とエラーコードを確認する
メーカーのエラーコード掲載ページで表示されているエラーコードを確認する
③対処法が記載されている場合は、その方法で対処する
④「③」までの流れで改善されない場合は一度エコキュートの電源を落とす
・エコキュート本体の漏電遮断器かブレーカーの「エコキュート」と記載されているブレーカーをオフにする
・その後、1分が経過したら漏電遮断器かブレーカーをオンに戻す
⑤電源の入れ直しでも症状が改善されない場合は、メーカーのサポートセンターにお問い合わせをしましょう


1番最初に確認するのは、エコキュートのメーカー名、エコキュートの品番とエラーコードです。
水道修理業者や住宅を建築してもらった会社、メーカーへのお問い合わせの際に必ず必要なものになります。

メーカー名・品番・エラーコードは3つで1セットと覚えておくといいでしょう。

 

エコキュートの主な故障症状は3つ!定期的なメンテナンスが大事?

エコキュートの故障の際の主な症状は下記の3つです。

①水が漏れている部分がある
②お湯張りをしようとすると、お湯が止まらない
③お湯が出ない

突然お湯が出なくなってしまったり、浴槽からお湯が溢れてしまったら、とても焦りますよね・・。

しかし、どの症状も「経年劣化」が関係している事が多いです!
定期的な専門業者による点検やメンテナンスによって防げる事が多くあります。

購入して終わりではなく「劣化してしまうもの」という事を頭に入れて、大事にメンテナンス等をしてあげましょう!

 

エコキュート故障の症状①水が漏れている部分がある

 

エコキュートや配管部分から水が漏れているという症状は、パッキンなどの部材と部材を繋ぐ箇所の破損や劣化が原因である事が多いです。

そのまま水漏れを放置してしまえば、水道代が上がってしまったり、大きな漏水に繋がってしまう可能性もあります。

経年劣化が原因であれば、定期的な点検を行う事で水漏れが防ぐ事が可能です。
ハウスメーカーや業者の定期点検などを活用して、劣化や破損がない状態を保ちましょう。

 

エコキュート故障の症状②お湯張りをしようとするとお湯が止まらない

お風呂に入ろうと思った際に、自動でお湯を張ってくれる便利な機能がありますよね。
それは「水位センサー」というものが備わっていて、センサーで水位を確認してお湯を出したり止めたりしているのです。

その大事な水位センサーが故障する事で「まだ決まった水位まで達していない」と判断し続け、お湯を出し続けてしまいます。
そのまま放っておけば、浴槽からお湯が溢れてしまうでしょう。

気づかないままだと、高額な水道料金に繋がってしまうかもしれません。

水位センサーの故障は、壊れた部分を交換しない事には直らないので、専門業者に連絡をして修理してもらいましょう。

 

エコキュート故障の症状③お湯が出ない

 

エコキュートからお湯を出す場合、機械部分が温度を判断して指示をしています。
その電子部分が故障する事で、温度の管理をする事ができなくなり、お湯が出ない状況になってしまうのです。

お湯が出ないというのは、とても困りますよね。
入浴やシャンプーなど、お湯は生活に必須なものです。

他の故障の症状同様、早く専門業者へ修理を依頼しましょう。

 

エコキュートの凍結は予防できる?凍結対策は3つ!

 

エコキュートは、故障の他に凍結によって使えなくなる場合があります。
しかし、凍結によるものは他の故障と違い予防が可能です。

エコキュートの凍結予防対策は3つあります!

①凍結防止機能・凍結防止ヒーターを使う
②チョロチョロ水を出し続ける
③エコキュートの周りは念入りに雪かきを

 

エコキュートの凍結予防対策①凍結防止機能・凍結防止ヒーターを使う

 

エコキュートの凍結予防には「凍結防止機能」と「凍結防止ヒーター」が有効です。

凍結防止機能を使うには、浴槽の循環口の中心から10cm以上お湯や水を張ったままにしておく必要があります。
入浴した後にすぐにお湯を抜いてしまう習慣がある場合は気をつけましょう。

浴槽に充分にお湯などが張ってあれば、その浴槽水が自動で循環。
エコキュートから浴槽までの配管が凍結しないように、自ら動かしてくれます。

 

また、凍結防止ヒーターはプラグをコンセントに挿すだけでOK。
凍結防止ヒーターは、配管に巻き付けているものなので、あとは配管が暖まる事で凍結を防いでくれます。

凍結防止ヒーターは、自動通電となっているので、冬場になり気温が低くなってきたと感じたら挿しておくのがおすすめです。
凍結してしまってからでは遅いので、できる対策はしておきましょう!

 

しかし、この2つはどのエコキュートにもついているものではありません。

凍結防止ヒーターはエコキュート工事と別途となるので、設置するかどうかは施工業者と施主次第という事になります。

また、凍結防止機能については、メーカーや機種によっては搭載されていません。
特に、東北や北海道などの寒冷地でエコキュートを設置する場合は、購入する前に凍結防止機能と凍結防止ヒーターがついているのかを確認しましょう。

 

エコキュートの凍結予防対策②チョロチョロ水を出し続ける

 

エコキュートの凍結を予防するには、少量の水を出し続ける事も有効です。
これは「特に寒さが厳しい時」に行うのが良いでしょう。

手順は下記の通りになります。

①エコキュートの室内リモコンから給湯温度を「水」に変更する
②蛇口からお湯が出るように設定して(水に変更しているので実際に出るのは水)、そのまま流し続ける

凍結は水の流れが止まっている状態で起こりやすいもの。
その流れを止めないでおく事で、凍結予防となります。

 

エコキュートの凍結予防対策③エコキュートの周りは念入りに雪かきを

エコキュートは、空気中の熱を使って給湯をする仕組みになっています。
その為、エコキュートの周りに積雪があるとうまく作動しない可能性が高いです。

また、エコキュート自体も機械なので、積雪によって機械の温度が下がれば正常に稼働するのが難しくなるでしょう。

庭の雪かき等で大変だとは思いますが、その冷えた体を温めてくれるのはエコキュートから出されるお湯です。
大事なエコキュートを守る為にも「周りに雪が積もっていないか」「エコキュートが雪に埋もれていないか」を確認して冬を過ごすようにしましょう。

 

エコキュート故障時の手順まとめ!

今回はエコキュート故障時にどのような手順で対応をしたらよいのか等をお伝えしてきました。

故障時に大切なのは、

・メーカー名
・品番
・エラーコード

この3つの確認でしたね!
メーカーに依頼するにしても、弊社のような専門業者に依頼するにしてもこの3つは、修理をスムーズに行う為に大事な項目です。

品番などは取扱説明書や保証書に記載がされていますので、そちらを手元に置きながら連絡を取るようにしましょう。

 

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-Ku-

 

 

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