皆さんのお宅のキッチンは自動水栓ですか?
「自動水栓って、正直どうなんだろう?」
「便利とは聞くけど、停電の時はどうなるの?」
自動水栓をつけていないご家庭からは、このような声がよく挙がってきます。
そこで今回はキッチンの自動水栓を検討している人や水栓を交換したいと思っている人に向けて、自動水栓のメリットやデメリットについて詳しくお伝えしていきたいと思います!
是非検討材料の1つにして、より良い選択をして下さいね。
それでは早速みていきましょう。
目次
【メリット】キッチンの自動水栓は感染症予防と節水におすすめ!
キッチンの水栓を自動にする事で「感染症予防」や「節水」の面でメリットがあります。
具体的な内容は下記の通りです。
①通常の水栓よりも節水する事が可能、水道代を安くできる ②お年寄りなど水栓のハンドルを使うのが難しい人でも便利に使う事ができる ③感染症対策に有効 |
自動水栓にする事で手に入れる事ができる便利さや快適性はとても嬉しいものばかりです。
1つずつ詳しくみていきましょう。
キッチンの自動水栓のメリット①節水が可能
キッチンの自動水栓は、それぞれの水栓メーカーの中でもひときわ節水効果が高いです。
節水できる秘密は「必要な時に必要なだけ水を出す」という自動水栓の特性にあります。
キッチンの水栓を使って行うのは「洗う」という動作ですよね。
食器や食材、手を綺麗にするというのが主な目的です。
しかし、ハンドソープを出す動作や次の食材を準備する時など、細かい部分ではありますが「無駄な水」が流れている場面というのはかなりあります。
また、お子様やお年寄りがいるご家庭では、1つ1つの動作が機敏にはいきません。
ハンドルを操作するのにも時間がかかってしまうので、その分水量を使う事になるでしょう。
そこで活躍するのが自動水栓です。
センサー部分に洗う対象のものが感知された時のみ水やお湯を出す仕組みなので、とてもエコ。
洗う対象が感知部分にない時は水を使わないので、自動的に節水となります。
水道料金に直接響いてくる部分なので、地球だけではなく最も身近な家計にも優しいのはとてもありがたいですよね。
キッチンの自動水栓のメリット②ハンドル操作が不要
キッチンの自動水栓は、ハンドル操作が不要です。
商品にもよりますが、手元で温度の調整ができるものもあるので、ハンドルを操作する事はあまりありません。
このハンドル操作が不要な事は、お子様やお年寄りにはとても嬉しい事です。
ハンドルはシンクの奥に設置されているものなので、目一杯手を伸ばす必要があります。
まだ身長が低いお子様や、腰を痛めているお年寄りにはハンドルに手を伸ばすという動作は、とても辛いものでしょう。
また、お子様やお年寄りの年齢や健康状態によっては、ハンドル操作自体が難しい事もあります。
しかし、操作は難しいものの「洗う」という動作は誰にでも必要な動作なので、モヤモヤした辛い気持ちになるかもしれません・・。
そんな辛い気持ちを解消してくれるのが自動水栓なのです。
センサー部分はハンドルよりも手前にあるので、洗う動作をするだけでセンサーが感知して水を出してくれます。
今まで苦労していた動作が、自動水栓にする事で負担が軽くなったら嬉しいですよね。
また、お子様が無理にハンドルを操作しようとする事で水はねが起こってしまい、奥様の掃除の手間も増えていたかもしれません。
自動水栓であれば、必要な量だけを出してくれるので、イライラする事も少なくなるでしょう。
キッチンの自動水栓のメリット③感染症対策に有効
キッチンの水栓を自動にする事で「感染症対策に有効」です。
2020年から世界で感染が拡大した感染症。
未知の感染症への恐怖で、世界が混乱しましたよね。
そんな感染症を予防する対策の流れでキーワードとなったのが「非接触」と「手洗い」です。
水栓においても、ハンドル操作をしない事がとても重要な事となりました。
そこで導入される事が多くなったのが自動水栓なのです。
節水などのエコの面だけではなく、非接触で手を洗う事ができるので、感染症対策としてもバッチリ!
帰宅後や調理前の感染症予防としての導線も、スムーズですよね。
また、感染症というのは身近に潜んでいるものです。
流行が拡大したコロナウイルスだけではありません。
冬に流行が拡大するノロウイルスやインフルエンザの予防にも、手洗いは有効とされています。
急に現れたコロナウイルスに目を向けがちですが、これからも同様の感染症が拡大する事があるかもしれません。
その際にも、基本的な手洗いうがいや非接触操作はとても重要なものになります。
今のうちに最新の予防対策として家庭に取り入れておきたいですね。
【デメリット】キッチンの自動水栓はセンサーと停電時に注意!
節水や感染症対策に有効なキッチンの自動水栓。
しかし、デメリットや注意しなければいけない事もあります。
①センサーがうまく作動しない場合もある ②停電時は手動に切り替える必要がある ③電気配線工事をする必要がある |
自動だからこそのデメリットとなります。
1つずつみていきましょう。
キッチンの自動水栓のデメリット・注意点①センサーがうまく作動しない
ハンドル式の水栓であれば、水が「出る・出ない」の動きはハンドルで単純に操作ができます。
しかし、自動水栓はセンサーで感知する事で水を出したり止めたりするものです。
そのため、センサーが思い通りに感知してくれない、作動しないなどのモヤッとした気持ちが生まれてしまう可能性があります。
慣れてしまえばいいのですが、慣れるまでが少し大変かもしれません。
このセンサーの感知度は商品によっても異なるものです。
設置を検討している水栓があるのであれば、ショールームに行って実際に操作を体感してみるのがおすすめです。
カタログを見て頭の中でシミュレーションしてみるのには限界があります。
実際に体感して、設置後の交換を軽減させましょう。
キッチンの自動水栓のデメリット・注意点②停電時は手動に切り替える必要がある
自動水栓は、停電時は手動に切り替える必要があります。
中には「自動水栓は停電したら使えないんだよね?」と思っている人がいるかもしれません。
自動水栓の「自動で水が出る」という機能は使えませんが、水がまるっきり出ないという訳ではないので安心して下さい。
商品によって異なりますが、従来のハンドルのようなものがついているものもありますし、シンク下に手動への切り替えハンドルなどがついているものもあります。
停電時は手動に切り替えるという作業が増えてしまいますが、商品説明の際に停電の時の切り替え方法などを頭に入れておけば問題なく作業する事ができるでしょう。
キッチンの自動水栓のデメリット・注意点③電気配線工事をする必要がある
キッチンの自動水栓を設置する際は、電気配線工事をするか、配線が難しいのであれば乾電池タイプを選択する必要があります。
新築をする際は「将来自動水栓にするかもしれない」という事を頭に入れて、水栓近くに電源配線をとっておくようにしましょう。
電気工事は、入居後に行うのはとても大変です。
壁やクロスはもう仕上がってしまっている為、壁から露出させて配線しなければいけません。
露出させてしまうと、見た目が悪いですよね。
そのようなかっこ悪い配線にしない為にも、あらかじめ自動水栓にする事を想定しておく事がとても大切です。
キッチンの自動水栓は節水・感染症対策を優先したいという人がおすすめ!
今回はキッチンの自動水栓についてご紹介してきました。
自動水栓は「節水・感染症対策」を優先したいという人におすすめな水栓です!
新築を検討している人だけではなく「そろそろ水栓を交換したい!」「水栓の汚れがひどいから取り替えたい・・」と思っている人も、この機会に自動水栓を検討してみて下さいね。
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