「我が家にはトイレが1個しかないのに故障して大変!」
「水がずっと流れている!このままだと水道代が・・」
このように、生活や家計に深く関わっているのがトイレです。
そして、水が流れ続けてしまったり、逆に水が流れなくなってしまったりするなど「すぐに直したい!」と思うような故障が発生しやすいのがトイレでもあります。
そこで今回は、トイレが「故障かな?」と思った時にどう対応すればよいのかをお伝えしていきます。
専門業者に頼る前に、簡単に自分でチェックできる事もあるので、是非参考にしてみて下さいね。
目次
本当にそれはトイレの故障!?修理をする前にチェックする項目は4つ!
トイレが動かない、水が流れないなど「故障だ!」と思ったら次の項目を確認しましょう。
・タンクのフタを開けて、中を確認!異物は入っていないか?
・水回りの蛇口からは水が出るか?凍結していないか? ・プラグはコンセントに挿さっているか?コンセントに劣化はないか? ・トイレ本体の「運転ランプ」は点灯しているか? |
トイレの不具合や故障の症状は、トイレ本体や部品が原因になっている他に、配管や電源配線など外的なものが原因となっている場合があります。
また、お子様がいるご家庭では「設定」が変更されていないかも確認しましょう。
「自動開閉機能」をオンにしていたはずが、オフになっていただけだったなど、設定画面の操作によって今までの動作と違くなっている可能性も高いです。
いつもの設定のままか、本当にトイレ本体の不具合なのかをまず最初に確かめましょう。
他の水回り設備にも水が出ないなどの不具合が発生している場合は、配管の凍結や漏水が考えられます。
その場合は、止水栓や水道メーターを使って漏水箇所を特定する作業を進めていく必要があります。
漏水の箇所を見つける手順を詳しく知りたい人はコチラ!
キッチンやユニットバスなどの設備は問題なく、配管や電源配線も問題なかった場合はトイレの故障を疑う段階に移っていきます。
次項からは症状別に確認作業や原因をお伝えしていますので、皆さんのトイレの故障は何が原因となっているのかを判明させましょう。
トイレの故障の3選!症状別の確認方法・原因を解説!
トイレの故障にとても多いのが下記の3つです。
①水の流れが悪い
②水が大量・チョロチョロ流れ続ける ③ウォシュレットの故障 |
どれも不安になってしまう故障ばかりですよね・・。
症状別に詳しくみていきましょう。
トイレの故障①水の流れが悪い
水の流れが悪い場合は「タンクの中の部品に汚れが溜まっている・劣化している事」が原因となっている可能性が高いです。
タンクのフタを開けて、タンクの中の状況を確認しましょう。
・浮き球はちゃんと浮いている?沈んでいないか、他の部品に引っかかっていないか
・レバーを動かした時に鎖はしっかり機能しているか、劣化で切れていないか ・ボールタップという部品に汚れが溜まっていないか (ボールタップというのは、止水栓からタンクへ給水する部品の1つで、給水管をタンク内で受ける部分の事。多くのトイレはレバーの反対側に設置されている事が多い) |
基本的には、フタを開けた状態で、レバーを操作してどこに異常があるのかを確認するという作業になります。
汚れが付着していたり、正常な位置ではないところに部品が動いていたりしていると水の流れが悪くなっています。
それらを自分で改善してみても直らない場合は、プロの目のチェックが必要な段階。
すぐに連絡をとって修理してもらいましょう。
トイレの故障②水が大量・チョロチョロ流れ続ける
通常よりもトイレの水が大量に流れたり、ずっとチョロチョロ流れ続けているような場合はタンクの「水位や浮き球・バルブ」が原因となっている可能性があります。
タンクのふたを開けて中に目立った異物や汚れが確認できない場合は「タンクの中に入っている水の水位」を確認しましょう。
基準となるのは「水位線」というもの。
その水位線にできる限り近づける事が正常に作動するのに大切です。
しかし、メーカーや商品によっては明確な水位線が表示されていない事もあります。
水位線がないという場合は、水面から出ている配管の上端から3cmほど下が水位線となるので、参考にしてみて下さい。
水位線や基準となるラインがわかったら、そのラインを基準に行うのが水位確認になります。
【水位線よりも水位が極端に上になっている場合】
①浮き球を持ち上げる ②流れ続けている水が止まったら、タンクの中に水が入りすぎている事が原因という事になります→「水位調整」を行う ③浮き球を持ち上げても、水が止まらない場合は「バルブの劣化」が原因→「バルブの交換」を行う |
水位の調整やバルブの交換はメーカーや商品によって方法が異なる為「メーカー名・商品名・(水位調整・バルブ交換)」などのフレーズで検索をかけて調べましょう。
これらの事を自分で確認し、作業してみたものの水が流れ続けている場合は「止水栓を止めて」専門業者へ連絡して下さい。
止水栓はトイレの脇の、壁や床から立ち上がっている配管にあります。
ここを止めないまま水が流れたままにしてしまうと、高額な水道代に繋がってしまう可能性があるので注意が必要です。
トイレの故障③ウォシュレットの故障・便座が冷たい
トイレの便座部分の故障が発生すると「ウォシュレットの故障や便座が冷たい」などの症状がでます。
このような便座に関わる不具合への確認項目は下記の通りです。
・便座と連動しているリモコンの電源がオフになっていないか?
・便座が冷たい場合は「節電モード」に切り替わっていないか? ・ウォシュレットのノズルに汚れが溜まっていないか? |
最初に行う確認は「便座の電源が入っているか」という部分になります。
また、節電モードになっていた場合やノズルに汚れが溜まっている場合は目視で確認が可能です。
それらを改善した後、正常に動作するか確認しましょう。
しかし、便座による不具合はこのような簡単な作業で改善されない事も多くあります。
改善されない場合は、専門業者へ修理を依頼しましょう。
便座の不具合は「電子基盤」など専門的な知識や技術がないと修理ができない部分が関係している可能性が高いです。
自分で無理に作業して、逆に修繕が難しくなってしまったら大変です。
早めにプロを頼るようにしましょう。
トイレの故障・原因まとめ
今回はトイレが故障したと思った時に確認する事や症状別の原因や対処法についてお伝えしてきました。
・電源が入っているか
・凍結はしていないか ・キッチンやユニットバスは正常か ・汚れが溜まっていないか |
最低限上記の事は自分で確認しておくようにしましょう。
また、専門業者へ依頼する場合は「保証書」を用意しておくのがおすすめです。
商品の品番や保証期間・内容が確認できるので、無駄な出費を省く事ができますよ!
トイレは生活の上で必ず必要な水回り設備です。
使えない時間が長いと、その分不便に感じる気持ちが大きくなってしまいますよね。
自分で確認できる部分は早急に確認し、すぐに対処できるものであればチャレンジしてみましょう!
しかし「自分で確認したいけど、どうしたらいいのかわからない・・助けてほしい!」という不安は、いち早く解消したいですよね。
その際は、お気軽に弊社にご相談ください!
また、他にも「シャワーの圧力が弱くて困る・・」などのご相談も大歓迎です。
是非お気軽にご連絡下さいね♪
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-Ku-