「猫砂をトイレに流したら、排水が流れなくなった」
流せるタイプの猫砂を使ったのに、このように排水が詰まってしまったという経験はありませんか?
確かに、家庭ごみで処理するよりも、トイレに流せた方がお手入れとしては楽です。
しかし、何も考えずに猫砂を流し続けてしまうと、流せるタイプであっても、トイレが詰まってしまうことがあります。
そこで!今回は猫砂が詰まってしまう原因と、詰まってしまった時の対処法について解説していきたいと思います。
日常的に猫砂を流しているという人は、是非参考にしてみてください。
猫砂がトイレに詰まってしまう原因は3つ!
猫砂がトイレの排水管をふさぎ、詰まってしまう原因は主に3つあります。
①一度に流しすぎた ②便が多く入っていた ③トイレ・排水管の方に問題があった |
「これまで問題がなかったから、この流し方で大丈夫!」と思っていても、猫砂が配管の中で蓄積していくことで、詰まりが起きることもあるので注意しましょう。
猫砂がトイレに詰まる原因①一度に流しすぎた
一度に大量の猫砂を流してしまったことで、詰まりが起きた可能性があります。
少しずつ流すのを面倒に思い、一気に流しませんでしたか?
疲れが溜まっている時などは「流しちゃえ!流せるタイプだから大丈夫!」と、多くの猫砂を流してしまうこともあるかもしれません。
しかし、たとえ流せるタイプの猫砂であっても、許容量があります。
猫砂は便だけでなく、尿も吸収し、トイレの容器が汚くならないようにできているものです。
そのため、トイレの水に対しても同じように吸収し、ドロドロの状態となります。
少量の猫砂に対して多くのトイレの排水があれば問題はないのですが、トイレの排水管のスペースは限られているため、完全に溶けるまで時間がかかってしまうこともあるでしょう。
猫砂の交換の作業を溜め込まず、少量ずつで対応できる程度にとどめることで、流す量も減らす事ができます。
「詰まらせてしまったら、もっと疲れることになるぞ・・」と自分に言い聞かせ、適量を流すように気をつけましょう。
猫砂がトイレに詰まる原因②便が多く入っていた
猫砂自体が詰まりの原因となることもありますが、中にあった「猫の便」が原因となることもあります。
「人の便も流すのだから、問題ないんじゃないの!?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、人の便と同じ扱いはできないのです。
猫は毛づくろいを自分で行うため、便には毛が含まれています。
猫砂が溶けていても、その毛が配管に蓄積していくことで、詰まりが起きてしまうことがあるため、注意しましょう。
猫砂がトイレに詰まる原因③トイレ・排水管の方に問題があった
詰まりの原因として、猫砂や便ではなく「トイレや排水管の方に問題がある」可能性もあります。
〜節水型トイレは水の量が少ない〜
環境への配慮のため「節水型トイレ」が主流となっています。
従来のトイレよりも少ない水量で綺麗に流せる商品ではあるのですが、猫砂を流す場合には、マイナスに働いてしまうので注意しましょう。
猫砂や便を流すには、それらを溶かし、排水管の中を運ぶための水量が必要です。
しかし、節水型トイレはそもそも流れる水の量が少ないため、排水管の中に猫砂や便がとどまってしまう可能性があります。
もし節水型のトイレを使用しているのなら、家庭ごみで処理をした方がよいでしょう。
〜「うちのトイレはよく詰まる」なら注意〜
排水管自体の劣化が進み、トイレットペーパーや汚れが原因で「よく詰まりが起きる」という場合は、猫砂を流すのはおすすめしません。
猫砂以外の汚れなどが詰まっていると、その箇所に猫砂がプラスされると、なかなか改善できない汚れになってしまいます。
流せるタイプの猫砂であったとしても、家庭ごみで処分するようにしましょう。
【対処法】猫砂がトイレに詰まってしまったら?
対処法は、主に3つあります。
①ラバーカップ ②ワイヤーブラシ ③業者へ依頼 |
尿石やトイレットペーパーの汚れよりも、強固である可能性が高いため「自分では無理だ」と判断したら、弊社にご相談ください!
また、塩水を流すことで詰まりを解消できると言われていますが、排水管を傷める恐れがあるため、あまりおすすめしません。
配管のサビや破損などのトラブルが起きることもあるため、塩を使うのであれば、業者に相談しましょう!
猫砂詰まりの対処法①ラバーカップ
自宅にラバーカップがあるのなら「垂直に当てて引き抜く」という動作を何度か繰り返してみましょう。
軽症な詰まりであれば、何度か作業を行うことで解消できることがあります。
よく詰まりが起きるという家庭では、1本用意しておくと便利かもしれません♪
猫砂詰まりの対処法②ワイヤーブラシ
ワイヤーの先端にブラシがついている「ワイヤーブラシ」を使って、ドロドロした猫砂の汚れや毛玉を取り除きましょう。
トイレブラシでは届かない場所まで掃除をすることができるため、ラバーカップ同様、軽症の詰まりであれば解消することができます。
猫砂詰まりの対処法③業者へ依頼
ラバーカップやワイヤーブラシで解消できない詰まりは、業者による作業が必要です。
排水が溢れたり、悪臭が漂ったりする前に、業者に依頼しましょう。
【予防法】猫砂が原因でトイレが詰まらないようにするには?
有効な予防法は3つあります。
①一度に流すのは少量で ②便は家庭ごみで処理 ③節水型トイレで流すのは控える |
使用しているトイレや、住宅の築年数によって環境は異なりますが、キッチンや洗面台においても水漏れなどのトラブルがあるという場合は、配管の老朽化が進んでいる可能性が高いです。
また、集合住宅においては、無理に流そうとすると、他の部屋への影響が出てしまうことがあります。
思わぬトラブルに繋がらないよう注意しましょう。
猫砂詰まりの予防法①一度に流すのは少量で
流せるタイプの猫砂であったとしても、トイレの排水口をふさぐような大量の猫砂は流さないようにしましょう。
少しずつ流すのは面倒な作業にはなりますが、詰まりが起きてしまったら、もっと面倒な作業が待っています。
「全部流してしまったらどうなる?」という結末を頭に入れて、トラブルが起きないように作業してください。
猫砂詰まりの予防法②便は家庭ごみで処理
極力、猫砂の中にある便は家庭ごみで処理するようにしましょう。
猫砂と一緒に流してしまえばとても楽ですが、後々の詰まりの原因となってしまいます。
ためすぎると余計面倒になってしまうので、日々のお手入れを大切にすることが必要です。
猫砂詰まりの予防法③節水型トイレで流すのは控える
節水型のトイレであるのなら、猫砂を流すための水量を確保できない可能性があります。
「最近買い替えた」という場合は、これまでと同様に流すことができないため、流すのは控えましょう。
もし、どうしても流したいのであれば、少量ずつ、そして「何度か水を流すこと」が大切です。
便器から猫砂が消えても、排水管の中には蓄積されていきます。
排水管の中も掃除するイメージで、3〜5回程度は流すようにしましょう。
【東京都】トイレに猫砂が詰まったなら弊社へ!
今回はトイレに猫砂が詰まってしまう原因や、詰まってしまった時の対処法などをお伝えしてきました。
【原因】 ①一度に流しすぎた ②便が多く入っていた ③トイレ・排水管の方に問題があった 【対処法】 ①ラバーカップ ②ワイヤーブラシ ③業者へ依頼 【予防法】 ①一度に流すのは少量で ②便は家庭ごみで処理 ③節水型トイレで流すのは控える |
「猫砂が詰まってしまって、トイレの排水が流れない」というトラブルが起きたら、弊社にご相談ください!
水道のプロが皆さんの元へ駆けつけます。
また、弊社では猫砂が原因である以外の、尿石やトイレットペーパーが原因の「トイレ詰まり」にも対応が可能です。
「最近、トイレの流れが悪い」と感じた時に、是非ご相談ください。
皆さんからのご連絡お待ちしております。
-Ku-