「自動水栓に変えたいけど、使いづらいっていう話も聞く」
「本当に使いづらいの?」
と自動水栓への交換をするか迷っている方のために、今回は自動水栓のメリット・デメリットについてお伝えしていきたいと思います。
「使いやすさ・使いづらさ」を感じる部分は人それぞれ違うので、どのような特徴があるのかを知っておくことが大切です。
自動水栓への交換を検討中の方は、是非参考にしてみてください。
目次
【洗面台】自動水栓にするメリット
洗面台の水栓を「自動水栓」にするメリットは5つです。
①感染予防 ②節水 ③誰でも使いやすい ④出しっぱなし防止 ⑤汚れにくい |
手動水栓から変えることで、これらのメリットを得ることができます。
自動水栓のメリット①感染予防
自動水栓は「触れる」必要がないため、感染予防になります。
TOTOが2020年におこなった調査では、新型コロナウイルスの流行を経験したことで、洗面所に欲しいと思うようになったのは「自動水栓」が1位という結果になりました。
Q.新型コロナウイルスの流行を経験し、あなたはご自宅の水まわりでどのような設備が欲しいと思いますか (洗面所における回答) 1位 自動水栓 2位 歯ブラシや排水口用の除菌水が出る水栓 3位 玄関近くで手を洗える洗面台 4位 洗面台の増設 |
外から帰る、食事をする、来客があったなど様々なタイミングで「手洗い」をする習慣が私たちの当たり前となりましたよね。
その際に気になるのが「水栓に触れること」なのではないでしょうか?
在宅時間が長くなったことで、自宅での感染予防はとても重要なものとなっています。
家族を感染症から守るためにも、設置を検討することがおすすめです。
自動水栓のメリット②節水
手動水栓では基本的に使用している間はずっと水が出しっぱなしになりますが、自動水栓では「使っている間のみ」水が出ます。
ハンドソープを手に出したり、手をこすったりする動作の際は、センサーが感知しない場所でやると、水は止まっているため、その分節水になります。
令和時代になり、年々光熱費は上がっているため、誰でも「少しでも支出を抑えたい」と思いますよね。
自動水栓は初期費用は手動水栓より高いですが、日々の節水効果を考えると、とてもお得です。
家計簿とにらめっこして支出を削れるところを検討しているのなら、自動水栓への切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
自動水栓のメリット③誰でも使いやすい
手をかざすだけで水を出したり止めたりできるので、誰でも使いやすいのが魅力です。
手動水栓の場合、デザインによっては「ひねる」という動作が必要になったり、奥のレバーを下げる・上げる動作が必要になったりします。
そのような水栓では、身長が小さく握力がない子供や、手に思うように力が込められない高齢者などは、自分で水栓を使えません。
シンプルな手をかざすという動作で気軽に使えるのは、生活の質を上げる面でも大きなメリットです。
自動水栓のメリット④出しっぱなし防止
お子さんがいるご家庭では、使った後に「出しっぱなし」にしてしまうことが多くあります。
「一晩中チョロチョロ水が出続けていた」なんて経験があるご家庭もあるでしょう・・・。
そんな時に活躍するのが自動水栓です。
手をかざした時にしか水が出ないハンズフリータイプの水栓であれば、使い終わった後は自動で水が止まります。
水を出しっぱなしにしていた経験がある人には、とてもおすすめですよ。
自動水栓のメリット⑤汚れにくい
レバーや温度調整の際に「手を触れること」がないので、水栓が汚れにくいです。
水栓に付着する汚れは、石鹸カスや皮脂など、人が手を洗ったり、髪を洗ったりする際に水栓に触れることで付いてしまうものになります。
こまめに拭き取りをしていれば汚れはたまりませんが、忙しい日々の中で、なかなか掃除ができないという人も多いのではないでしょうか?
そんな人に自動水栓はおすすめです。
「水栓の掃除が面倒!」と思っているのなら、交換を検討しましょう。
【洗面台】自動水栓にするデメリット
自動水栓を設置する前に知っておきたい注意点であるデメリットはこちらです。
①停電時に切り替えが必要 ②電源が必要な場合がある ③手動水栓より高い ④センサーが敏感すぎることも |
設置前に知っておくことで、より自分に合った水栓選びをすることができます。
同じ自動水栓でも、様々な商品があるので、自分が優先したい部分が叶えられる商品選びをしてくださいね。
自動水栓のデメリット①停電時に切り替えが必要
自動水栓は「電気」を使って水を出したり止めたりしているため、停電時はいつもと同じように使うことができません。
手動水栓に切り替えて使用する必要があるので、購入時に切り替え方法を確認しておきましょう。
いつどんなタイミングで停電するかわからないので、家族全員で共有しておくのがおすすめです。
停電時に使う懐中電灯の近くに、切り替え方法をメモしたものを置いておくのも良いかもしれませんね。
自動水栓のデメリット②電源が必要な場合がある
自動水栓には「電源式」と「電池(バッテリー)式」の2種類があります。
電源式の場合は、洗面台やその近くに「コンセント」が必要なので、新築の場合はあらかじめ工事を、リフォームの場合はコンセントを増設しなければいけません。
コンセントの増設は100%できることではないため、できない場合は電池(バッテリー)式を選択することになります。
メリット |
デメリット |
|
電源式 |
・電池を交換する必要がない |
・コンセントが必須 ・自動水栓の機能は停電時には使えない |
電池(バッテリー)式 |
・コンセントが不要 ・自動水栓の機能を停電時にも使える |
・電池がなくなったら交換が必要になる |
電池(バッテリー)式は、電源式と違い、停電時にも日常と同じように自動水栓の機能を使うことができます。
コンセントの有無や停電時の使用などを含めて、当店のような水道のプロと相談してみましょう。
自動水栓のデメリット③手動水栓より高い
自動水栓は、手動水栓よりも値段が高いため、初期費用は多くかかってしまいます。
とにかく安く新しい水栓にしたいという場合はおすすめしません。
しかし、節水効果は自動水栓のほうが高いため、トータルコストで言えば自動水栓のほうがお得になります。
自動水栓のデメリット④センサーが敏感すぎることも
商品によって「自動センサー」に違いがあり、中にはセンサーが敏感すぎて、通り過ぎただけで水が出てしまうことがあります。
ショールームなどで実際に使い勝手を確認しながら、商品選びができると後悔がない選択ができておすすめですよ。
自動水栓にする前にメリット・デメリットの確認が必須
今回は洗面台の水栓を「自動水栓に変えるメリット・デメリット」をお伝えしてきました。
【メリット】 ①感染予防 ②節水 ③誰でも使いやすい ④出しっぱなし防止 ⑤汚れにくい 【デメリット】 ①停電時に切り替えが必要 ②電源が必要な場合がある ③手動水栓より高い ④センサーが敏感すぎることも |
大切なのは、交換する前にメリット・デメリットのどちらも知っておくことです。
当店でも自動水栓への交換対応ができますので、感染予防や節水などの面で自動水栓への交換を検討している方は、気軽にご相談ください。
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-Ku-