水道修理ブログ

2022年1月11日
トイレの汚れを放置すると配管が詰まる!?有効な掃除方法とは?

皆さんのトイレに黒ずみはありませんか?

 

「何度掃除しても便器に黒ずみが出てくる・・」
「便器の黒ずみを綺麗にしたい!」

 

このようにモヤモヤしている人は多いのではないでしょうか。

白いトイレに対して黒い汚れはとても目立つので、完全に消し去りたいと思いますよね!

 

また、黒ずみを放置していると取れにくさを増し、それは配管にまで影響を及ぼしてしまいます・・。

「トイレの排水が流れない!」というトラブルに発展してしまう事も。

 

そこで今回はトイレの黒ずみの原因や有効な対処法について解説していきます。

是非お掃除の参考にして、トイレのトラブルが発生してしまわないように予防して下さい!

 

トイレの汚れはなぜ取れにくい!?原因は3つ!

皆さんはトイレの掃除を毎日していますか?

「毎日汚れる場所だから、毎日する必要はない!」と何週間も放置してしまっている人はいませんか?

 

皆さんが思っている通り、トイレは毎日汚れる場所です。

しかし、その汚れはただ単純に蓄積していくだけではなく、徐々に「取れにくい汚れ」となっていきます。

 

「放置すればするほど取れにくくなる」というのがトイレの汚れの特徴。

次の3つが原因となって発生する汚れが絡み合い、強固な汚れへと発展していきます。

 

①黒ずみ
②尿石
③水道水

 

トイレという場所特有の汚れが発生しているようですね。

1つずつ詳しくみていきましょう。

 

トイレの汚れの原因①黒ずみ

 

トイレに出現する「黒ずみ」の原因は「カビ」です。

 

トイレは「水・湿気」が常にある場所なので、カビが発生しやすい場所でもあります。

特に便器の水がたまっている部分に発生する事が多いです。

 

この部分は「サボったリング」として言われる事もある場所。

日々の掃除を行っているかどうかが、そこに現れるとも言われています。

 

しかし、トイレの特性上「水や湿気を完全になくす」のは難しいので、カビが発生する前に掃除しておく事や少し黒ずんできてしまったあたりで対処する事がとても大切です。

 

黒ずみは他の汚れと比較しても「汚い」という印象がもたれやすい汚れ。

早期に対処して、綺麗なトイレに生き返らせたいですね。

 

トイレの汚れの原因②黄ばみ

 

トイレの汚れの原因の1つに「黄ばみ」があります。

普段の掃除で「擦っても取れない!」と感じる、とても厄介な汚れです。

 

その厄介な黄ばみの原因は「尿石」というもの。

人間の尿に含まれているリン酸カルシウムがタンパク質や尿素とくっついて固まったものになります。

 

黒ずみの原因であるカビと違い、そもそも「固まったもの」なので取りにくいと感じるのです・・。

 

また、尿石は尿を吸い取ってどんどん大きくなっていく上に、臭いも発するので「トイレの臭い」が気になるという場合は尿石がこびりついて成長してしまっている可能性が高いです。

 

見た目と臭いのダブルパンチはとても困りますよね。

通常のトイレ用洗剤を使った日常的な掃除以外に、尿石対策の掃除が必要となります。

 

トイレの汚れの原因③水垢

 

洗面台やお風呂にも出現する水垢は、トイレにも出現します。

白い汚れがこびりついてしまい、なかなか取れないものとなってしまいます。

 

そんな水垢の原因は「水道水」に含まれるミネラルです。

便器の中にミネラルがたまっていくと、水垢となってしまいます。

 

黄ばみや黒ずみ程インパクトはないものの、気になる汚れの1つですよね。

他の汚れ同様、通常のトイレ洗剤では落ちにくいものなので、水垢の特性に合わせた掃除が必要になります。

 

【掃除方法】トイレの汚れによる詰まりを予防するには?

トイレの汚れが配管に流れ、排水が流れなくなってしまう「詰まり」を予防するには、日々のお手入れがとても大切です。

また、突然の来客があっても気兼ねなくトイレを貸せるようにしておく為にも、日々の掃除はとても大切ですね。

 

先ほどご紹介した3つの汚れに対しての掃除方法や有効な薬剤は下記の通りになっています。

 

①黒ずみには重曹と塩素系漂白剤
②黄ばみには酸性洗剤
③水垢には酸性洗剤

 

週に1度それぞれの汚れの特徴に合わせた掃除を行うだけで、汚れを解消する事ができます。

「ただブラシを擦っているだけではダメなんだ」と知る事ができるだけでも、対策は変わってくるでしょう。

 

1つずつ詳しく掃除方法をみていきましょう。

 

トイレ汚れの掃除方法①黒ずみには重曹と塩素系漂白剤

 

黒ずみは酸性なので、反対の性質をもつ「アルカリ性」の薬剤や掃除用品を使いましょう。

他の汚れにおいても、この「反対の性質をもつもので掃除する」というのは基本となるので、覚えておいて下さいね。

 

黒ずみに効果的なのは「重曹」です。

キッチンや洗面台の掃除にも使われる事が多いものなので「家にある!」というお宅は多いのではないでしょうか?

 

汚れている部分に重曹をまいて、少し馴染ませてからブラシなどで擦っていきます。

軽微な黒ずみであれば重曹で落とすことができるでしょう。

 

しかし、放置していた期間が長かった場合やカビの繁殖が早かった場合は、重曹では取りきれない可能性があります。

 

その場合は「塩素系の漂白剤を水で10倍程度に薄めて」汚れている部分に使ってみて下さい。

塩素系の漂白剤を使う場合は、便器の中にたまっている水は一度抜いて、水がない状態で掃除を行います。

 

いらない布やキッチンペーパーに薄めた塩素系漂白剤を浸して、黒ずみ部分に貼り付けます。

1時間程度放置した後、貼り付けていたものを剥がして、ブラシで磨いてみましょう。

 

トイレ汚れの掃除方法②黄ばみには酸性洗剤

 

黄ばみの原因となっている「尿石」はアルカリ性なので、酸性の薬剤が有効です。

多くのトイレ用洗剤は「中性洗剤」と表記されているので、日常の掃除では「落ちない!」と感じていたのです!

 

軽度な黄ばみであれば、黒ずみの掃除にも有効な「重曹」や「クエン酸」でも落とす事ができます。

重曹やクエン酸を他の水回りにも使っていて、自宅にあるようならばまずはそちらを活用して掃除を行ってみましょう!

 

重曹やクエン酸でも落とす事ができないような黄ばみには「酸性洗剤」を使っていきます。

トイレの洗浄用の「酸性タイプ」と表記されている洗剤を購入して黄ばみ部分に使ってみましょう。

 

トイレ汚れの掃除方法③水垢には酸性洗剤

 

水垢は「アルカリ性」になっているので、反対の性質をもつ「酸性」の洗剤が有効です。

 

黒ずみや黄ばみも同じくアルカリ性なので、それらの掃除に使う重曹やクエン酸・酸性洗剤を使う事ができます。

 

一度便器の中にたまっている水を全て抜いて、水がない状態で掃除を行いましょう。

酸性のものを使えばすぐに落ちる時もあれば、そうではない時もあります。

 

「落ちないな」と感じたら、酸性洗剤をかけて30分から1時間程度放置してからブラシで擦ってみましょう。

水垢が綺麗に落ちてくれるはずです。

 

トイレの汚れによる詰まりが発生したらどうすればいい?

トイレの汚れがたまってしまい、異物を流したわけではないのにトイレが詰まってしまう事もあります。

「排水が流れない!」という状況になってしまったら、専門業者に対処を依頼するのがおすすめです。

 

排水が流れないような状態にある場合、配管の中にはびっしりと汚れが詰まってしまっている可能性が高いです。

 

無理に排水しようとすると、配管から排水が逆流してきてしまう事もあるので早急に専門業者に連絡し、改善してもらうのがよいでしょう。

 

まとめ:トイレの汚れが原因で排水が詰まってしまったら専門業者に相談しよう!

 

今回はトイレの汚れについて詳しくお伝えしてきました。
トイレに蓄積してしまう汚れは下記の3つです。

 

①黒ずみ
②尿石
③水道水

 

この3つは全て「アルカリ性」の汚れなので、反対の性質をもつ「酸性」の薬剤で掃除を行うのが有効です。

週に1度は酸性の薬剤を使って掃除を行いましょう。

 

しかし、対策をとっていても便器から流れた汚れで配管が詰まってしまう事もあります・・。
「流れない!どうしよう!」という状況になってしまったら、弊社にご連絡を下さい!

 

無理に排水しようとすると、逆流して状況が悪化してしまう可能性もあります。
プロである私達に対応をお任せ下さい。

 

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